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テスラ車は、走行用やエアコンには、高圧のメインバッテリーを用いているが、車両コンピュータや車内装備にはDC 12Vの電源が用いられている。

その為、フランク内には12V補機バッテリーが搭載されているが、この補機バッテリーを充電するのに降圧のDCDCコンバータを用いてDC 350V～400Vのメインバッテリーから

DC 12Vを供給する仕組みになっている。

DCDCコンバータはインテリジェンスに出来ていて、12V電源の使用状況や負荷の状態を絶えずモニターしており必要に応じて電力を供給する。

また稼働する必要がない場合は、補機バッテリーに12V供給は任せて、本DCDCコンバータは休息（スリープ）することもある。

高い変換効率を実現しているため水冷式となっていてコンバータ本体は水冷用の配管を持っている。