テスラのある生活
冬のお気軽星空観測
2023.02.10
天体観測には冬の空が適していますが、寒い夜、天体望遠鏡と一眼レフを積んで高原へ出かけて行くのもいいのですが、そこまで本格的でもなくちょっと市街地を離れて気軽に星空観察するにはテスラは最適ではないかと思います。
暖をとるのにエンジンをかけなくてよいという点はアドバンテージはとても大きいですね。さすがに、パノラマルーフ越しの観測は難しいですが……。
天体望遠鏡を積んで行くのももちろん良いですが、できるだけ暖かく楽しめる方法もあります。
天体観測にもいろんな道具や知識が必要ですが、今はこんな誰でも簡単に狙った星を見つけられる望遠鏡があります。
https://vaonis.com/vespera
「星雲」を狙うことが主目的な望遠鏡なので倍率はあまり高くなく、土星の環をしっかり観測できるようなタイプではないですが、月などは画面いっぱいに見ることができます。また専用フィルターをつければ太陽を観測することも可能です。
実際に星空を観測するには、車の脇に望遠鏡を設置して手元のiPadで専用アプリ「Singularity」(iOS, Android版もあり。)を起動して接続し、初期化(位置情報のキャリブレーション)を行った後、「今この場所から見ることのできる星雲や銀河など」から好きなものを選んで「観測開始」をタップするだけ。
数分待つと、iPad上に狙った星雲が表示されます。表示している間も観測は継続、地球の自転に合わせて自動的に狙った星を追尾し、どんどん光を集めてより鮮明な画像になっていきます。
もちろん、画像は簡単に保存できます。
この日撮れたのは、M42 オリオン大星雲。
手動式の天体望遠鏡とはまた違った楽しみ方ですが、この機材だけで技術的な難しさもなく遥か彼方の天体を捉えられるのは素晴らしいですね。
もう一つおまけの楽しみとして、
GoProのナイトタイムラプスでの星空撮影。
https://gopro.com/ja/jp/shop/activity/hike
最近のGoProには、「Night Timelapseモード」が備わっていて、モードを選択したら星空にカメラを向けてシャッターを押すだけ。15秒の映像を撮るには1時間ちょっとかかりますが、これも車の脇に三脚を立てて放置しておくだけです。
この間、シートヒーターを入れてぬくぬくしながら、窓を開けて首だけ出して夜空を眺めていました。笑
街の明かりから少し離れた公園や河川敷へ出かけて、冬の星空をぜひお楽しみください。
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