家族を守り、人生を広げるクルマ。テスラモデルXの魅力とは?
2025.02.25
「テスラオーナーズファイル」を担当する、Mina(ブログ「ポルシェがわが家にやってきた」」管理人)です。
この企画では、テスラオーナーとして新参者の私が、先輩テスラオーナーの皆さんにインタビューし「どのようにテスラライフを楽しんでいるのか」「テスラに隠された魅力とは何か」といった内容をお届けするもの。
すでにテスラをお持ちの方には「こんな楽しみ方があるのか!」と思っていただけるような新しい発見を、そしてまだテスラに乗ったことがない方には「テスラってこんなに面白いクルマなのか!」と感じていただけるような魅力を、余すことなくお伝えしていきます。
というわけで、今回のゲストは、テスラを通じて人生の可能性を広げ続けている「まったてさん」です。
「テスラは、人生を広げるきっかけをくれるクルマです」
そう語るのは、エンジニアとして14年以上バッテリー関連技術に携わってきた、まったてさん。現在の愛車はモデルX。テスラオーナーとしての経験を通じて、技術者ならではの鋭い視点と情熱を持つ方です。
「最初は、ただの技術的な好奇心でした。イーロン・マスクという人物や、テスラという得体の知れない企業が持つ尖った技術力に興味を持ったんです。でも、実際にテスラに乗ってみて驚きました。クルマが移動手段以上の価値を持ち、自分の世界を広げてくれる存在だと気づいたんです」
まったてさんが教えてくれたテスラの魅力は、最新技術だけではありません。新しい出会いが生まれ、新鮮な発見があり、毎日の暮らしが少し特別なものに変わっていく。そんな彼の体験を通じて、テスラが私たちの生活をどう変えていくのか、一緒に見ていきましょう。
≪技術者としての興味からの始まり≫
まったてさんがテスラに初めて興味を持ったのは、かつて所属していた会社がテスラの部品を供給していたことがきっかけでした。当時、まったてさんが担当していたのはバッテリー関連の仕事。テスラの技術に触れるたびに、その尖った設計や発想に魅了されていったと言います。
「入社1年目の頃、まだテスラが『得体の知れない会社』だった時代に、部品を供給していた会社に勤めていました。その中で、イーロン・マスクが掲げる未来的なビジョンや、それを実現しようとする技術力の高さに衝撃を受けたんです。技術者として、こんな革新的なものに関わる仕事ができること自体が刺激的でした」
仕事を通じて関わり始めたテスラとの縁は、まったてさんに『テスラはただの自動車メーカーではない』という強い印象を植え付けました。
そして、2019年にモデル3を購入。
「正直、最初はクルマそのものにはそこまで興味はなかったんです。でも、テスラのように“未来”を感じさせる企業が作ったクルマに乗るという体験が、自分にどんな影響を与えるのか試してみたかったんですよね」
仕事を通じて興味を持ったテスラですが、所有してみることで、まったてさんの中で『クルマの枠を超えた存在』という印象がさらに強まったそうです。
≪テスラコミュニティとの出会い≫
「テスラの魅力は最先端の技術だけにとどまりません。もう一つの大きな魅力は、人とのつながりを広げてくれることです。
テスラオーナーの集まりは、本当に多彩で魅力的なんです。単なるクルマの話題にとどまらず、環境問題やライフスタイルまで多岐にわたるテーマで盛り上がります。さらに、テスラの利便性に気づいたことでキャンプにも挑戦し、今では家族でアウトドアを楽しむことが休日の大切な時間になっています」
コミュニティでの出会いや新しい趣味を通して、まったてさんは人とのつながりを深め、広がる世界を楽しんでいます。
しかし、その一方で安全性についても考えさせられる出来事がありました。
≪“もしも”の時に頼れるクルマ。テスラの衝突安全性≫
「事故は防げないこともある。だからこそ、起きた時に命を守れるクルマを選ぶことが大切です」
そう語るまったてさん。実は、命の危険を感じるほどの衝突事故を経験した過去があるといいます。
「岡山のブルーラインを走行中、対向車線からクロスカントリー車がセンターラインをはみ出してきて、僕のテスラと正面衝突したんです。衝撃はすさまじく、僕はICUに4日間入院するほどのけがを負いました。
当時の記憶は断片的で、救急車で運ばれている間、『このまま命を落としてしまうのかな』という思いが頭をよぎりました。でも、幸い命に別状はなく、無事に回復することができました。これは、テスラの安全性能のおかげだと思っています」
事故当時、まったてさんが乗っていたモデル3は、正面からの衝撃に対して理想的な壊れ方をしていたそうです。
「車体がクラッシャルブルゾーンでしっかりとエネルギーを吸収し、衝撃がキャビンに伝わらないように設計されていました。知り合いのエンジニアにも断面の写真を見てもらいましたが、『これは理想的な壊れ方だ』と評価されましたね」
さらに、テスラ独自のログデータも事故後の分析に役立ったと言います。
「事故発生時の時速54キロという速度や、その直前までのブレーキ操作など、すべてのデータが車内に記録されていました。こうした詳細な記録を車両に残せるのは、テスラならではの特徴です。他の車ではなかなか見られない機能で、事故原因の正確な把握に役立ちました」
この事故をきっかけに、まったてさんは「どれだけ注意していても、防げない事故は起きることがある」と痛感しました。
「だからこそ、起きた時に備えておくことが大事なんです。『安全なクルマに乗ること』『保険を手厚くすること』そして『ドライブレコーダーを搭載すること』この3つをしっかり考えておけば、万が一の時でも後悔を減らせますよね」
加えて、第一子の誕生もまったてさんのクルマ選びに大きな影響を与えました。
「それまでは、自分が楽しむためのクルマという視点が強かったんです。でも、子どもが生まれてからは『いざというとき家族を守れるクルマかどうか』が一番大事になりました」
そして、そんな中でまったてさんが次に選んだのが、モデルX。
「モデルXを選んだ理由のひとつは、その大きな車重がもたらす高い安全性です。衝突事故を経験した自分にとって、家族を守るうえで信頼できるクルマというのは最優先でした。そして、子育てをサポートする利便性も大きなポイントでしたね。育児中の自分たちには本当に助かっています」
≪育児中のピンチを救う!ファルコンウィングドアと対生物兵器モード≫
現在、まったてさんにとってモデルXは、家族との日常を支える頼れる存在となっています。
「特にお気に入りなのが、ファルコンウィングドア。これは、育児中の生活を大きく助けてくれる機能です。まず、狭い駐車場でも子どもを乗せたり降ろしたりするのが楽なんです。ドアが上に開くので、車内のスペースをしっかり確保できて、チャイルドシートに座らせるのもスムーズ。それに、雨の日にはドアが屋根代わりになってくれるおかげで、車内が濡れにくいのも魅力です」
さらに、テスラのユニークな機能である対生物兵器モードが思わぬ場面で役立ったことも。
「高速道路で子どもがうんちをしてしまった時があったんです(笑)。窓も開けられないし、どうしようかと思ったんですが、このモードをオンにしたら車内の匂いがほとんど気にならなくなりました。正直、ここまで便利だとは思いませんでしたね。
テスラは未来のクルマというイメージが強いかもしれません。でも、実際は育児中の生活にものすごく馴染むクルマなんですよね。家族を守りながら日常を快適にしてくれる。今では、うちの生活に欠かせない大切な相棒です」
「これからも、技術を楽しみながら、安全で快適なカーライフを送りたいです」
そう語るまったてさんは、テスラに限らず、革新的な技術や安全性に常に注目しています。
「子どもが大きくなった時、未来のクルマがもっと安全で、楽しいものになっているといいですね。それが僕の楽しみです」
技術への尽きない探究心と、家族への深い愛情。そのどちらもが、まったてさんの言葉から自然と伝わってきます。
今回の記事では、テスラが単なる移動手段を超え、家族の時間やつながりを生み出す存在であることをお伝えしました。まったてさんのストーリーが、読者の皆さんに「自分も体験してみたい」と感じてもらえるきっかけとなれば幸いです。
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校正・編集
栗田 加奈子
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