テスラは「一番大きな釣り具」!趣味でも日常でも活躍するモデル3
2025.08.22
皆さんこんにちは。TOCJのブログ記事企画「テスラオーナーズファイル」を担当する、Mina(ブログ「ポルシェがわが家にやってきた」管理人)です。
今回ご紹介するのは、テスラオーナーの渡邉さんです。約17年間車を所有していませんでしたが、趣味の船釣りをきっかけに「テスラ モデル3」を購入した渡邉 京介さん。
朝早い釣り場への移動、温泉ドライブなど、日常の足として活躍するテスラの魅力を、リアルな使用体験とともに語っていただきました。
維持費の問題などから、実は約17年間、車を持たない生活を送っていたという渡邉さん。
「車のない生活について、特に不便はなかったのですが、新型コロナの時期から釣りをするようになって。私は船釣りをするのですが、朝がとても早いんです。大量の釣り具を持って始発電車で船宿まで行くのはとても大変です。『これは車があった方が便利だ』と感じるようになりました」
こうして久しぶりに車を購入することに決めた渡邉さん。数ある自動車メーカーの中から、なぜテスラを購入しようと考えたのでしょうか。
「特に夏場や冬場、朝早くから船宿の前に待機することがあるのですが、船宿は住宅街にあることも多くて。『朝早くからアイドリング音がうるさい、エンジンを切ってくれ』と注意されてしまうことがあったんです。
その点、電気自動車はガソリン車のようなアイドリング音がないですし、バッテリーが上がることもないので、良さそうだと思いました。オートパイロットにも興味があり、試してみたいという気持ちもありましたね。
また、電気自動車の新車購入時は自治体から補助金が出るのもポイントでした。特に東京の補助金額は大きく、モデル3を購入する場合、最大187万円の補助金が出るんですよ」
電気自動車を選ぶにあたり、渡邉さんはテスラとアウディのe-tronに試乗されました。
「アウディのe-tronは電気自動車という特徴はあるものの、足回りはアウディの通常のガソリン車と変わらず、乗っていて楽しかったです。ただ、検討していたモデルは横幅が2m弱あり、狭いスペースや駐車場に停めるには大きすぎると感じました。
テスラのモデル3は横幅が1850mmとe-tronより小さかったですし、価格と性能のバランスも優れていました。そういった理由でモデル3を購入しました」
こうして約2年前にモデル3を購入した渡邉さん。当初はナビゲーション機能が不便だと感じていたそうです。
「当時のテスラは、カーナビの性能があまり良くありませんでした。高速道路を走っているにもかかわらず、カーナビのマップ上では突然高速道路を降りているように表示されたりして、GPSがずれていると思いました。正直、他のカーナビを併用しないと使い物にならないという印象でしたね(笑)」
しかし、それから約1年後のアップデートにより、性能は格段に上がりました。
「アップデート後、道路の分岐もサブマップで表示されるようになりました。仕様があまりにも大幅に改善されて、当時は驚きましたね。今ではテスラのナビしか使っていません。
特に便利になったのが『リアルタイム情報の反映』。新しいお店ができた時、Googleマップと同じように、カーナビにすぐに情報が反映されるんです。私はよく温浴施設に行くのですが、新しい温浴施設もオープン日には既に反映されていました。『まだカーナビに反映されていない!』というストレスがありません。
そして、最近便利だと感じているのは音声入力機能ですね。ナビを入力する時、声で指示することが多いのですが、ほとんど正確に入力されます」
そして、購入理由の1つだったオートパイロット機能も有効活用できていると言います。
「特に高速道路で長距離運転する際、従来の車と比べて格段に疲れが軽減されます。
通常、運転する際はずっと集中して前を見続けないといけません。一方でオートパイロットは、自動で前方車との適切な車間距離をとり、ハンドルやアクセル、ブレーキの操作も行ってくれ、安定して走行してくれます。もちろんオートパイロットは完全自動運転ではないので、運転手は前を向いて集中して運転する必要はありますが、疲労感が全く違います」
テスラに慣れた今、渡邉さんは他のメーカーの電気自動車の内装を見ると、「スッキリしていない」と感じるそうです。
「ボタンがほとんどないテスラに慣れると、ボタンがたくさんある車はデザインがごちゃついていると感じるようになりました。ボタンが並んでいると、凹凸があって掃除が大変ですが、テスラはフラットな液晶画面に機能が集約されているので、簡単に拭くことができて楽ですね。
また、テスラはソフトウェアがアップデートされていくので、新しいモデルの車に乗り換えなくても、最新の機能を使用できるのが魅力です」
そして、ガソリン車ユーザーから誤解を持たれがちな電気自動車の特徴について、渡邉さんはこう語ります。
「電気自動車について、『冬場の寒い時期は充電がすぐに減ってしまう』というネガティブな印象を抱く方もいますが、リチウムポリマー電池が搭載されているので、温度による電力の不安定さはないんです。一般的な乾電池などと仕組み自体が全然違うんですよ。
実際に普通充電だけでも旅行することができます。基本的にはスーパーチャージャーを使えば問題ないですし、いざという時は100Vのコンセントでも充電できると思います。
むしろ昨今は、地方に行くとガソリンスタンドの数が少ないので、ガソリン車に乗る方が大変なこともあるのではないかとも思っています。
バッテリーの劣化についても、10年経ってもバッテリー性能が90%程度保たれているというユーザーさんの報告があります。これはスマホのバッテリーと比較しても相当性能が高いと思います」
今では渡邉さんの釣りライフにかかせない存在となっているテスラ。釣りをする際、テスラのどのような点が便利なのでしょうか。
「釣りの後、汚れてしまったウェアや靴などをフロントトランクに入れています。フロントトランクは、汚れても拭くことができる素材なので便利ですね。
そしてモデル3は、トランクスルーすれば大きな道具も難なく入ります。テスラは私にとって、一番大きな釣り具のような存在ですね」
当初は釣り用に購入したテスラですが、今では奥様とのドライブや日常シーンにも活用されています。
「二人ともサウナや温泉が好きで、週3回程度テスラで温浴施設に行っています。自宅からお気に入りの温浴施設まで、電車だと1時間ぐらいかかり、終電も気にしないといけませんが、車だと20分で行けるので便利ですね。
妻もテスラを気に入ってくれています。助手席に乗っていても、音が静かなのが良いようです。また、オーディオ性能が優れているのも良い点だそうです。私が釣具店に立ち寄る際、妻は待っている間に社内でNetflixを見ています。モニターが大きく、音も良いので、待ち時間も楽しく過ごせていいですね」
また、テスラならではの大容量バッテリーを活かした使い方も。
「常時車内から電源が取れるので、常にポータブル冷蔵庫を積んでいます。遠出して道の駅などで食べ物を買った時、夏場は長時間車内に置いておくことが難しいですが、冷蔵庫があれば安心です。冷蔵庫はそれほど電気を消費しないので、あると便利です」
「私にとってテスラは、特別な車ではなく日常の車。これからも釣りや温泉など日常の相棒として、肩ひじ張らずに活躍させていきたいです。
そして、日本でもFSDが開放されることを期待しています。法令の整備は進んでいるようですが、細かい道のデータ学習が十分ではないので、まだ時間はかかるかもしれません。交通事故の削減のためにも、いち早く実用化されると嬉しいですね」
釣りという趣味から始まったテスラとの縁は、今では渡邉さん、そしてご夫婦での日常を豊かにする存在となりました。
渡邉さん、貴重なお話をありがとうございました。
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