テスラの情報
超高級車の「ふかふか」ヘッドレスト(ネックピロー)にしてみよう
2023.03.12
みなさんは、アリエクとかで、こんなヘッドレストを購入したことがありますよね。
ネックピローという名前でも呼ばれています。
衝撃のときに後頭部を支えるヘッドレスト、というよりは、これは首周りをラク〜にするはずのクッションですね。
ところが、「購入後、なんとなくしっくりこないから使わなくなった」という人も多いのではないでしょうか。
なぜしっくりこないかというと、このクッションがあると、頭が前のめりになって、かえって首が疲れてしまうからです。
だからすぐに外してしまうんですね。
そこへいくと、ベンツSクラスなど超高級車のクッションは、超やわからで、「すごい!やっぱり違う!」と感じます。
マイバッハの後席に座ってみたときの中川翔子さんのコメントを御覧ください。
その違いを解消する、簡単な方法があります。
実は、一般に売られているこういったクッションは、中身が入りすぎ(膨らみすぎ)なので、反発力が強いのです。
ベンツSクラスのもの(例えば上のマイバッハの写真参照)は、はるかに中身が少ないです。
信じられないかもしれませんが、ほぼ、それだけが原因です。
アリエクのものでも、中身を抜いてしまうと、超高級車になります。これホント。
クッションの後ろ側のファスナーを開けると、綿を入れている薄い布袋があります。
これを10センチほどハサミで切って、こんなふうに中の綿を抜きましょう。
抜く量は、半分以上です。経験上は、2/3抜くのが適量です。
最初は心配だと思うので、まずは6割抜いて、運転席や後席で試してください。
↑ 背景が美しくなくてごめんなさい。アリエクで4つ(合計で3760円)買ったものに処置を施し、最後のクッションの背面を上にして、中身を抜いているところです。
左側の施工済みのものに注目していただくと、重力で上面が凹んでいることが分かると思います。このぐらい減らすのがポイント。
↓ 中身を抜いた綿は捨てますが、4つぶんで(つぶさないとき)ゴミ袋一杯の大きさになります。
では、仕上がりの様子を見てみましょう。参考までに、アリエクで表示されているもともとの大きさのものを上に示します。
↑これはパンパンな感じですね。これだと疲れますが、
↓これは抜いたあとです。信じられないほどしっとりとしたやわらかい感じになり、頭を委ねると、「ふかっ」として、まるで(?)高級車に乗っているような錯覚を覚えます(テスラも充分に高級ですけど)。
綿を抜きすぎたかな?と心配になるぐらいがちょうどよいですが、調整できますので、ぜひみなさんのお好みにあわせてください。
3760円で4席ぶん購入し、全席に対してこれを行うと、後ろの席に座った人もうっとりモードになり、「ステキな車に乗せてもらってありがとう」となります (^^)
ちょっとシワがあるほうが、安っぽさがなくなり、柔らかさ・上品さを演出できることも分かると思います。
※ 綿を抜くときに、中袋につけた10cmの切れ込みは、そのままにして特に問題ありません。外袋にファスナーがついているので、それを閉めれば、外に綿がでてくることはないからです。
※この写真と、上のアリエクの写真は、ヘッドレストの後ろに回したゴムバンドが見えている(上)、見えていない(下)の違いがあります。
下では、ゴムバンドは、ヘッドレストとシートの間の溝に入れているので、全く露出せず、まるで純正のように見えます。
また、上のアリエクの写真の位置ではなく、下のように、もっと下側に配置することで、ちょうど肩の上(首のあたり)に位置し、やんわりふっかり支えた感じになるのがポイントです。後頭部につけると、前のめりになるだけで、ステキにはなりませんのでその点に注意しましょう。
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